Arthouse Press 藝術電影館通信

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【特集・イベント】大島渚特集

ミニシアター
  • 東京都
開催期間:4月3日[土]~4月23日[金]

| 日 程 |  

4月3日[土]~4月23日[金]


| 会 場 |  

シネマヴェーラ


| 内容 |  

 1959年『愛と希望の街』で長編映画監督デビュー。社会性に溢れ権力に対峙する作品が注目を集め、松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手と呼ばれたが、1961年松竹を退社。小山明子、石堂淑朗、田村孟、渡辺文雄らと独立プロ・創造社を設立し、『絞死刑』『儀式』など多くの傑作を送り出した。
1973年、創造社を解散し国際的な映画製作に乗り出した。その第一弾が『愛のコリーダ』である。その後も『戦場のメリークリスマス』など国際的大作で高い評価を得るが、病気のため長い間製作中断を余儀なくされた。その後、不死鳥のように蘇り『御法度』を完成させたが、無念にもそれが遺作となった。享年80才。
 海外での評価は高く、ベルナルド・ベルトルッチ、アレクサンドル・ソクーロフ、テオ・アンゲロプロス、マーティン・スコセッシなど、大島を敬愛する映画監督は多い。ゴダールは『映画史』において大島を取り上げ、本当のヌーヴェルヴァーグの最初の作品は『青春残酷物語』だと記している。
昨年から、PFFでは長年にわたり応募作品を審査し次世代を応援し続けた功績を称えるため、また世界に挑戦する若い監督を応援するため「大島渚賞」を設立した。

特別上映作品 ▼ 料金:1200円均一/ポイント鑑賞不可
『小さな冒険旅行』(協力:国立映画アーカイブ)
『マックス、モン・アムール』
『レベル5』
『大東亜戦争』
『生きている人間旅行(「ごぜ 盲目の女旅芸人」+「裸の時代 ポルノ映画・愛のコリーダ」)』

<トークショー>

4月3日(土)

12:25『少年』上映後

ゲスト:小山明子
    阿部哲夫

(聞き手:樋口尚文

4月10日(土)

14:35『キョ―ト・マイ・マザーズプレイス』
  『私のベレット』
上映後
ゲスト:大島新

(聞き手:樋口尚文


| イベントURL |  

http://www.cinemavera.com/schedule.php?id=253