大佛次郎 没後50年 記念上映会『帰郷』
- 神奈川県
日 程
2023年9月30日[土]
会 場
神奈川近代文学館(主催:横浜キネマ倶楽部)
内容
大佛次郎 没後50年 記念上映会
大佛次郎の原作「帰郷」を吉永小百合主演で映画化した感動の文芸大作
1964年/日本映画/カラー/97分/ブルーレイ上映
出演:吉永小百合、高橋英樹、芦田伸介、渡辺美佐子、森雅之、高峰三枝子
監督:西河克己/白鳥信一、脚本:馬場当/西河克己
原作:大佛次郎、音楽:池田正義、撮影:横山実、美術:佐谷晃能
[日時]2023年9月30日(土)
映画上映 (1回のみ) :13時00分~14時37分(12時30分 開場)
[会場]神奈川近代文学館(2階ホール) 〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110 元町・中華街駅 下車 徒歩10分 石川町駅 下車 徒歩20分
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:552-978) チケットぴあ 「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。 購入は9月29日(金)迄となります。
[プレイガイド]
有隣堂伊勢佐木町本店 TEL 045-261-1231
高橋書店(元町) TEL 045-664-7371
いづみ書房 TEL 045-241-1104
シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
横浜シネマリン(長者町) TEL 045-341-3180
岩間市民プラザ(天王町) TEL 045-337-0011
[後援]横浜市教育委員会/横浜市芸術文化振興財団
[協力]大佛次郎記念館
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)
【作品紹介】
【解説】
動乱のキューバから日本へ、十年ぶりに帰国した実の父をめぐる娘の葛藤を描く。大佛次郎の原作を吉永小百合主演で映画化した感動の文芸大作。
【物語】
雑誌社に勤める守屋伴子には外交官の父がいたが、赴任先のキューバで動乱に巻き込まれて死んだことになっていた。伴子の母・節子は大学教授の隠岐達三と、伴子を連れて再婚した。隠岐は名の売れた教授だが世間体を人一倍気にする男で、絵を売ることを趣味にしていた。ある日、伴子は原稿を依頼するために女画商で有名な高野佐衛子の画廊を訪ねた。初対面の佐衛子はなぜかまじまじと佐衛子の顔をみつめると、明日自宅まで取りに来てほしいと言うのだった。その日、神田の古本屋に父の達三と行った伴子は岡部雄吉という大学院生と知り合った。雄吉は伴子に向かってズバズバとものを言ったが、伴子はかえって好感を抱いた。翌日、伴子は原稿を受け取りに佐衛子の豪華な邸宅を訪れたが、佐衛子はハバナで伴子の実父・恭吾に会ったことがあると告げるのだった。佐衛子にはキューバで知り合った恭吾に強烈に惹かれた過去があった。しかも革命に協力した恭吾を心ならずも裏切って、政府軍に密告したことが深い傷跡となって残っていた。伴子と初めて会った時、恭吾にあまりにも似た容姿から直感的に感じ取っていたのだ。このことは伴子にとって本当に意外な話だった。伴子にはその人の記憶がまるで無い。父と呼んだ記憶が無いのだ。そのうえ、父は日本に帰ってきたという。伴子はまだ見ぬ父への慕情が募りつつも、父と会うべきかどうかためらうのだった。
(公式HPより)